現場管理パトロール
定期的に現場に行きチェックをすることは、現場担当者はもちろん管理側としても必要なことです。
私は現在、現場から離れていますが、たまに各現場に出向き安全管理がきちんとされているかパトロールをしています。
まずは神奈川県厚木市【向日の家】へ。
こちらは、備品、整理、清掃と仮設分野を中心にチェックしました。
仮設足場、養生ネット、会社シート、名匠家のシート、現場看板は合格。
しかし、工事看板がありません。
後日現場担当者に確認したところ、看板が老朽化してしまったので、新しいものを作っているところとのことでした。

グランドカバー、資材の養生も合格です。

この黒い気密テープは何でしょうか?
答えは次の現場でわかります。

続いての現場は、神奈川県川崎市【抱陽の家】です。
仮設足場、養生シート等問題はありません。

付加断熱の施工中でした。
ネオマフォームの45mmを張り付けて、気密テープもばっちりです。

天井断熱の下地施工。
セルローズファイバーを300mm吹込みます。これは快適そうです!

屋根の通気層もばっちりでした。

よく見ると棟に段差があります。
なんとエコテクノルーフという太陽光パネルを乗せた時、仕上げの金属屋根との段差がなくなるようにした、という事でした。

この鉄骨でできたササラはとても重たいものです。
事前に設計をし、作製をお願いして上棟時に重機で吊り上げます。合理的ですね。

アルスの木製サッシです。
弊社の物件ではよく使いますが、重たいのが玉にキズ。
これも事前作製をお願いし、重機で吊り上げました。

ここにも、先ほど見つけた黒い気密テープが貼ってあります。
土台を止めるアンカーボルトの上に貼ってあるのですが、なぜここに気密テープが必要なのかと思い、担当大工に聞いたところ
土台伏せの翌日に雨が降りそうだったので、アンカーボルトを通じて土台の下に水分がいかないよう、貼ったそうです。
担当の大工は、弊社に長く勤めている者で、細かいところに気づいて丁寧な施工を心掛けているなと感じました。

以上、現場管理パトロールのレポートでした。
山田一元