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パッシブハウスとは・・・? 佐藤の窓を見学

2024-02-16

香川県丸亀市にある工務店、パッシオパッシブさんに見学にいきました。

集合場所の坂出駅からバスで30分ほどのところに本社があります。

パッシオパッシブさんが建てている、パッシブハウスとは

環境先進国であるドイツ発祥の家の省エネ基準です。

「気候変動を止めるため、これからの家の燃費はこれくらいに抑えないといけない」

「そのために必要なエネルギー効率設計はこう」

といったとても厳しいもので、その基準を満たすために、自然のエネルギーを有効に利用して

冷暖房のエネルギー消費を最低限に抑えます。そして、建物自体の性能を徹底的に高める必要があります。

そうすることで、冬は暖かく夏は冷気を逃がさない魔法瓶のような家ができます。

環境にもよく健康にもいい長持ちする家ができるのですが、日本ではパッシブハウスの普及はまだまだです。

↓パッシブジャパンのHPから「パッシブハウスとは」

https://passivehouse-japan.org/concept/

日本でパッシブハウスを建てようとしたとき、一番ネックになるのは『窓』だそうです。

日本の窓ではパッシブハウスの厳しい基準を担える性能がまだなく

海外から基準をクリアできる木製サッシ・トリプルの窓を輸入します。

ところが、輸入は高く、ガラスが割れたり納期に間に合わない…等リスクがあります。

社長である佐藤さんは、窓がないなら作ってしまおう!と、レインボーオーシャンビューという会社を立ち上げ

世界トップクラスの木製サッシを作ることに決めたそうです。

↑施工中の物件を見学しました!

↑完成物件にもお邪魔しました

デザイン性も高く、なにより暖かい!

こんなに大部分を窓にできるのも、日射取得が高く熱損失が少ない佐藤の窓ならではですね。性能を身をもって体感しました。

事務所の隣に、倉庫を改修した工場が併設されていました。

もともとパッシオパッシブで設計をしていた方やリタイアされた大工さんが、レインボーオーシャンビューに移籍し

活躍されているとのことで、多様な働き方についても勉強になりました。

なにより、佐藤社長の行動力と良い家をつくりたいという強い思いに圧倒されました。

↓佐藤の窓の性能と構造については佐藤社長のブログをお読みください!

https://passiop.com/2021/07/02/syu-ichi2/

夜は香川の名物である骨付き鳥を食べながら、佐藤社長を囲んでお話をしました。

佐藤社長、スタッフのみなさま、ありがとうございました。

二日目はウドンハウスやURASHIMA VILLAGE を手掛けた金丸工務店さんにお邪魔しました。

次回に続きます…!