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設計を伝える手段の話

2026-02-10

設計の森田です。

インフルエンザ流行っていますね。

私も長らく罹患していませんでしたが、今年はついにA型に。

前回の投稿はお休みさせていただき、中の人に代わってもらいました。ありがとうございます。

皆様健康には気をつけましょう。

 

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本日は、設計を伝える手段の話。

私たち設計は、お施主様、大工さん、業者さん等、様々な人に伝えなければいけません。

 

 

1つ目は、言葉による伝達。

お施主様にはなるべく平易な言葉で、私たちが普段当たり前とする感覚をきちんと言葉にして伝えるように心がけます。専門用語ばかりでは、伝わることも伝わりません。

 

2つ目はスケッチによる伝達。

お施主様、大工さん、業者さん問わず、わかりやすく、比較的簡単に用意できる伝達方法です。

当然私たち設計も、スケッチをたくさん書きながら、イメージを形にしていきます。

検討段階でも、簡単なスケッチと共に、図面に書き起こしていきます。

 

3つ目は、図面による伝達。

図面は設計者がモノをつくるうえで使う共通言語です。

過不足なく、わかりやすく伝えるためにどうすればいいか、日々少しずつアップデートしていきます。

いつも頭を悩ませるのが寸法の入れ方です。

実際に使える有効幅がほしいのか、それとも下地や構造をつくる芯の寸法が欲しいのか。

これは現場に行って、大工さんや業者さんと話をしていく中から想像し、図面に反映していきます。

頭の中でつくり方を考えながら寸法を入れていかなければいけないのでなかなか負荷の高い作業です。

しかし、せっかく書いた図面が伝わるものになるか否かを決める、とても大事な作業なので気は抜けません。

判断基準は常に、「自分がこの図面を何も知らずに渡されて、自分が設計したものが間違いなく作れるか?」です。

最初に寸法を追いかけるときは、手書きの方が早かったりします。

CADにしてしまうと、意外と淡泊なものです。

 

4つ目は、CGによる伝達。

今は何でもPCの時代なので、CGをよく作成します。

お客様に設計を説明する際、図面ではわからないところを、立体のイメージを使って補完することはもちろん、図面の整合性や寸法の確認をするためにも、極めて有効です。

CGをつくってみると、見落としている所に気が付きます。

反対に、自分でイメージがわかない部分は図面も書けないので、CGで納まりを検討してから、図面を書くこともあります。

CGにすると、素材も含めた雰囲気が良くわかります。

 

5つ目は、模型による伝達。

模型は手元に立体として存在するので、お施主様も、私たちも、とてもイメージがしやすいものです。

模型を作る時には、当然ながら自分の図面を基に作ります。

狭い机で模型をつくるには、PCを広げている隙間はありません。

必要な寸法が書いていなければ、模型をつくる手がとまってしまうので、寸法の過不足が、痛いほど自分に返ってきます。

しかし目の前で自分のイメージしたものが出来上がっていく様は、何度やっても感慨深いものです。

 

完成写真と比べても、模型は見劣りしません。

完成写真。やはり家が建つと嬉しいものです。

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ここまで長くなりましたが、設計はあの手この手で、「どう伝えるか?」に苦心しています。

人も手段も適材適所。ミスなく、齟齬なく、納得のいくものをつくるために日々奮闘です。

 

設計 森田