見慣れた樹木
2025-12-16
今日は、いつもの景色が違って見えたお話。
写真は横浜市某所の「開発事業のお知らせ」看板です。

大規模な建物が建つ前に、半年以上は立っているので、どこかで見かけた方もいらっしゃるのでは?
どんな建物が建つかを近隣の方にお知らせして、意見を募ります。
今年、その開発工事の申請に、初めて関わっています。(写真とは別の場所です)
開発工事の前に開発許可を申請するのですが、様々な要件があります。
そのひとつが、敷地内や建物での緑化。
住宅の場合、敷地の10%に植栽などを入れなくてはなりません。(諸条件があります)
新しい木や芝などはもちろん、元々あった木を残して活かすことも出来ます。
上の看板の後ろの木は、残された木と思われます。
当方の計画では、全て新しく植えるのですが、樹木の高さが2.5M以上と2.5M未満で、必要本数が2倍以上も違うので、
街中の木を見ては、高さを目測して、どんな木が良さそうか考えています。


道を歩きながらキョロキョロ。
駅から自宅まで、マンションの周りの植栽を見ては、「ここにこんな木があったのか」と気付く日々です。
いつもの景色も視点を変えて見ると、まだまだ発見があるんですね。
初めての仕事の楽しいオマケです。
設計 中山