技能実習生の現実
技能実習生とは、日本で働きながら特定の技能や知識を習得し、母国の経済発展に貢献することを目指す外国人材です。
日本では、家を建てるのに必要不可欠な大工人口が、年々ものすごい勢いで減っています。
その大工不足の助けになるのでは?と注目されているのがこの技能実習生です。
技能実習生の多くは、自国より稼げる国に実習に行き、国の家族に仕送りをしたり、貯金をしたいという思いで、安くない学費を借りて技能実習生になるための学校に通います。
今回、その技能実習生が実際どのような環境で学んでいるのかを見に行こうということで、JBN全国工務店協会の有志メンバーで視察に行こうということになりました。

ということでいざベトナムへ。

まずは先生方に、学校の説明をしていただきました。

教室の様子。ここで4ヶ月間日本語の勉強をします。
カリキュラムの進み具合で、細かく教室が分かれているようでした。
日本人が来たということで、生徒から色々質問されました。
きちんとコミュニケーションが取れるくらいの語学力がありました。

学校の階段。語学力を高めるための工夫がところどころにあります。

実習の様子。実習も4ヶ月間行います。
生徒たちが皆、希望に満ちたきらきらした目をしているのがとても印象的でした。
実は弊社にも1名、ベトナム人の技能実習生がいます。
日々現場で真面目に頑張っていますが、日本に来たときは全く日本語が喋れませんでした。
日本で技能実習生を管理している会社の方の事前の説明では、小学校低学年くらいの語学力があると言われていたのですが、実際は全くでした。
当時はこんなものなのか、と諦めコミュニケーションに苦労しながら、なんとか仕事を教えていました。
今回視察に行き、学校によって教育の質にかなりの差があるのでは?と感じました。
先生の話では、やはりそれが現実とのことでした。
それどころか、学費が倍ほどする学校もあるそうです。
今回視察したようなきちんとした教育を受けられる学校が増え、技能実習生が、職人不足の日本で活躍してくれるようになると良いなと思います。
そのために、私たち受け入れる側もきちんと対応できる環境を作るべきだと感じました。
山田