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図面の製本の仕方

2025-12-11

図面が多い増改築と新築は、図面を製本しています。

まず必要図面を正しい縮尺でA3サイズに印刷します。 

順番が間違っていないか確認し、すべて揃ったら、印刷面が内側になるように一枚一枚二つ折りにします。

順番通りに一枚一枚めくりながら、図面の裏側同士を糊付けして合わせます。

スプレー糊ではなく、スティック糊を使用しています。

図面の張り合わせが終わったら、重りを載せて接着と用紙が波立たないようにしばらく置きます。

背表紙は、剝がれやすい箇所なので、糊付けをしっかりして製本テープを二重にしています。図面の糊付け後一回目の製本テープ(白)を貼ります。

最後に表、裏表紙(厚紙)を糊付けして、背表紙を製本テープ(黒)で仕上げます。

オリジナルの方法ですが、このようにして製本を作っています。

普段現場に行くことはありませんが、製本を作っていると、いよいよ現場が始まるんだという気持ちになります。

長い工事期間で紙が破れたり剥がれたりしないように、気を付けています。

 

総務 松下