新住協 長野総会 1日目【後半】
新住協 長野総会 1日目【前半】のつづきです。
会員の事例発表が終わり、代表理事の久保田さんから、
新住協の2025年度の活動目標についてのお話がありました。
今年度の目標はQ1.0住宅を一棟でも多く普及させること。
当然、新住協はこれまでもQ1.0住宅の認知を広げるために日々活動されています。
ですが、断熱等級6、7という等級が2022年に誕生してから、
これを達成することだけを目的にしている施工者やユーザーが散見されるようになりました。
この断熱等級というものは単にUA値を規定しているだけなので、
必ずしも暖冷房エネルギーの削減を保証するものではありません。
それに対して、新住協が提唱するQ1.0住宅とは、QPEX(温熱計算ソフト)を駆使しし、
実際にかかる暖冷房のエネルギーを可視化して省エネ性能を担保する仕組みになります。
このQ1.0住宅を普及させるために今年は、
1.新入会員や若手社員に対する高断熱住宅の基礎講座の拡充
2.HPのリニューアル
3.パンフレットの刷新
4.全国セミナー展開
に着手されるとのことでした。
中でも個人的に楽しみなのは、基礎講座の拡充とHPのリニューアル。
基礎講座の拡充は学びの機会が単純に増えるという部分で非常に魅力的ですし、
HPのリニューアルもQ1.0住宅マスター会員(新住協が認める「Q1.0住宅設計・施工業者」)
をよりアピールする形になるそうなので、マスター会員である弊社としてもありがたいなとおもいます。
そして、総会終了後は会員さんとの懇親会も。
普段お会いする機会が少ない別支部の会員さんと交流できて非常に有意義な時間でした。
鎌田先生と久保田さんの師弟による掛け合いも面白かったです。

シャトレーゼホテルなのでケーキも食べ放題でした。

明日は長野支部会員さんの物件とおやきファームを見学してきます。
2日目に続きます。
鈴木