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【監督の会(仮)】 株式会社扶桑生コン見学

2025-12-01

先日、監督の会(仮)で株式会社扶桑生コンさんへ、生コンのプラント見学に行きました。

監督の会(仮)とは、青木工務店、あすなろ建築工房、北村建築工房、中山建設、山田建設(※あいうえお順)

の5社による現場管理向上のための集まりで、様々な勉強会を2カ月に1回程度開催しています。

2021年11月から始まり、気づけば4年も経っていました。

4年経っても監督の会(仮)のまま名前も決まっていません、、、さすがに決めねば。

この会は人手不足の建築業界で、いかに1人1人が効率よく仕事をできるようになるかを目標に現場監督スタッフで集まり、自主的に勉強しています。

今回から家づくりの流れを学ぶべく、基礎工事編として材料の生コン工場に行きました。

普段ミキサー車で運ばれてくる生コンがどのようにできているかは、なんとなくは知っていましたが、

改めて製造過程を目の当たりにすると、かなりシステマチックに行われていました。

まず、生コンの材料はセメント、砂利、砂、水の4つで構成されています。

それらの材料がトラックで搬入され、各倉庫にベルトコンベアで納品されます。

普段は入ることのない場所に入らせていただき、みなテンションが上がっていました。

写真はベルトコンベアのトンネルの中です。外から見るとこのように見えます。↓

セメントは湿気で固まるため、特殊な倉庫で保管されています。

そこから事務所のパソコンで強度や配合を指定して、計量された後、専用の機械で混ぜられます。

その日の気温や湿度で材料の仕上がりに影響があるため、センサーなどでチェックされていました。

材料の納品、保管、計量、生コン製造、積み込みまでラインとなっており、無駄のない流れで現場まで届けられていることがわかりました。

また扶桑生コンでは最低1日2回の強度試験を行っており、材料の品質管理も徹底されていました。

また現場で余った生コンを再生生コンとして生かす取り組みも行われていました。

CO2の排出が大幅に削減できるとのことで環境にも配慮されていました。

私たち工務店の立場としては直接的に生コンを購入する事はめったにないですが、とても丁寧にご案内していただきました。

※工事の際に生コンは基礎工事業者が発注します。

扶桑生コンの皆様、ご協力いただきありがとうございました。