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設計ブログ~耐震~

11月22日 設計ブログ~耐震~

いつもお世話になっております。

設計を担当しております今井と申します。

現場監督・大工とブログを投稿していますが、今度は”設計”の目線で皆様にお伝えできればと思っております。少しでも皆様のお役に立てるよう、情報発信できればと思います。

 

さて、設計というと皆様どんなことを想像されるでしょうか?

一番多いものは”新築住宅の設計”・”何も建っていない土地に新しく建築する・図面を描く”というイメージを多くもたれるかと思います。

今回のタイトル”耐震設計”も設計の一つです。

 

昨今の地震発生や被害状況において、自分の住んでいる家は耐震性に問題が無いのか?と心配になってしまいますよね。

簡単に耐震設計とはお住まいになられている(既存)住宅の耐震性を現行基準に適合させる設計を差します。

今お住まいになられている住宅が何年に建築されていたのかが一つの判断基準になります。

建築基準法も改正されるなどして、建築年月による基準や補強金物などに関して現行基準と比較すると性能として低く評価されてしまい、地震による倒壊のリスクが高くなってしまいます。

 

では耐震補強設計・工事はどんなことをするの??

今回お客様のご了解を頂き、現在工事中の”K邸”の耐震工事をご紹介致します。

まずお問い合わせ頂きましたら、図面はあるのか?お家の状況はどのようになっているのか?などの調査をさせて頂きます。写真のように小屋裏に入ったり、床下を点検したりと細かく調査いたします。

その調査結果をもとに耐震診断を行います。診断を行い、耐震性が不足しているとなった場合は補強計画を設計・ご提案させて頂き、工事をします。

一例にこの写真の正面に見える壁を耐震補強するとします。

まずは解体した状況の確認をします。

構造材が腐朽していないかなど確認し、必要に応じて材料の交換を行います。

ここに構造用合板といった耐力要素を工事していくのですが、地震の揺れにも対応できるように金物を施工します。

金物など正しく施工が確認されれば構造用合板等の施工を行っていきます。

構造用合板の施工の場合は釘が正しく施工されているかも含めて、設計も現場確認をしています。

そしてもう一つ重要な工事として、基礎の補強工事を行います。

年式にもよりますが、基礎に鉄筋が入っていないものが大半です。

地震が発生しても耐えられるよう、既存の基礎に補強を行い耐震性を向上させます。

この鉄筋のピッチについても現場確認を行います。

全ての補強工事が完了して、クロスなど復旧を行えば全ての工事は完了です!

 

少し駆け足になりましたがいかがでしたでしょうか?

いつ、どこで大きな地震が発生するのか誰にも分かりません。

住宅は生活するために必要なものですが、同時に私たちの命を守ってくれる存在でもあります。

大切に長くお住まいできるよう、一度耐震診断を実施してみてはいかがでしょうか。